列王記第一12章16−33節

2020.05.20 Wednesday 01:11
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    JUGEMテーマ:教会キリスト教

     

    「・・・『主はこう言われる。上って行ってはならない。あなたがたの兄弟であるイスラエルの人々と戦ってはならない。それぞれ自分の家に帰れ。わたしが、こうなるように仕向けたのだから。』そこで、彼らは主のことばに聞き従い、主のことばのとおりに帰って行った。」(24)

     

    父に仕えた賢老の助言を退け自分の取り巻きの若い連中の助言にレハブアム王が従った結果、ヤロブアムと、ユダ・ベニヤミン以外のイスラエル部族は国を割って出てしまいました。これは、レハブアムの父ソロモンの罪の結果でもありました。罪の影響力の大きさを思います。また取り巻き連中に聞いたレハブアム王が、自分と異なった意見に耳を貸さず取り巻き連中の助言ばかり入れる我が国の首相と、どうしても二重写しとなります。やはりこの国でも分断がかなりのところまで進んでしまいました。

     

    レハブアム王はイスラエルに出向き、役務長官アドラムを遣わします。さらなる苦役を負わせようとしたのです。しかし、庶民の憤懣の大きさを読み誤った行為でした。結局アドラムは殺され、レハブアムは命からがらエルサレムに逃げ帰ります。一方ヤロブアムは、レハブアムに付いた二部族以外の部族の王となります。

    これも我が国の現状と重なります。「検察庁法改正に反対します」というハッシュタグつきコメントが巷に溢れ、芸能人、著名人も声を上げ始め、結局検察庁法改正案の今国会での成立が見送られました。安倍さんは王ではありませんが(本人はその気かもしれませんが)庶民の憤懣の大きさをやはり読み誤ったのです。支持率も下がりました。

     

    さて、エルサレムに帰ったレハブアムは復讐の意に燃え、選り抜きの戦士十八万人を招集し、ヤロブアムと戦おうとします。そこで冒頭の主のみことばが、預言者によって語られたのです。レハブアムはその「主のことばに聞き従い、主のことばのとおりに帰って行った」のでした。こうして同族同士の殺し合いという最悪の事態は回避されたのでした。一方ヤロブアムは逆に、イスラエル民族の心の拠り所である主の神殿がエルサレムにあることから民意が自分から離れて行くのを恐れ、勝手に礼拝場所を作り、例祭を定めます。これが後々まで「ヤロブアムの罪」として語られて行く大きな罪となり、社会の腐敗が急速に進んで、彼に始まる北イスラエル王国は南王国よりも百二三十年早く滅びて行くことになったのです。

     

    結局のところ、レハブアム王だけでなく、ヤロブアムも彼が代表する「庶民」もみんな罪人で、「飛んで火に入る夏の虫」のごとくに滅びに向かって行くのです。それを止められるのは、「主のことば」だけなのです。

    また、レハブアムのように愚かな私たちですが、主のことばに信頼して従うとき、時代の腐敗を防ぐ地の塩として用いられることができるのです。

     

    安倍さんも、庶民や賢人の言葉に耳を塞いでも、聖書のことばにちょっと耳を傾けてくれたら。望むべくもないことなのでしょうか。不可能を可能にしてくださる主に期待して祈り続けましょう。

     

     

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