神のご計画に生きる

2015.01.06 Tuesday 22:02
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    JUGEMテーマ:教会キリスト教
    「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」(ローマ8:28)

     今日、インターネットテレビで子どもたちと一緒に『サイモン・バーチ』という映画を見ました。1998年のアメリカ映画です。

     サイモン・バーチという少年は、生まれながらに体が小さく、医者から一年も持たないだろうと言われましたが、一年以上生き延びます。彼は両親からさえ疎まれ、周囲の無理解の中で育ちますが、「自分がそのような体に生まれたのには何か神のご計画があるに違いない、そして自分はそのご計画のために用いられる道具なのだ」と信じて疑わず、前向きに明るく生きて行きます。その信仰が彼の生きる力となったのです。
     成長したサイモンは、父親のいない私生児であったジョーと親友になり、ジョーの母親であるレベッカを実の母のように慕うようになります。レベッカもサイモンを実の息子のようにかわいがりました。ところがある日の野球の試合で、初めてサイモンのバットに当たったボールが大飛球となって観戦に来たレベッカの頭に当たり、レベッカは死んでしまいます。サイモンは悲しみつつも、ジョーの前で「神のご計画」を持ち出したため、ジョーとの仲が拗れますが、レベッカの恋人であるベンの執り成しで素直に謝り仲直りします。
     それからジョーは、将来のために実の父親を捜し始めますがなかなか見つかりません。そんな折、あることがきっかけで、ジョーが教会の子どもキャンプのリーダーとして参加することになり、牧師の不当な仕打ちで居残りとなったサイモンが、その間にジョーの父親がそのラッセル牧師だということを突き止めます。そこでベンと一緒に、そのことをジョーに伝えるためキャンプ場に向かいます。ジョーは、だらしないラッセル牧師が自分の父親であることを知り、受け入れられず苦悩します。
     その帰り道、彼らを乗せたバスが冬の川に突っ込んでしまいます。サイモンは騒ぐ子どもたちを一言の下に静かにさせ、ジョーに一人ずつ岸に運ぶよう指示し、自分は最後までバスに残って小さな子たちを励まします。そして最後のひとりを捜しにバスの奥に戻ったところで車が沈み始めます。ジョーとベンがサイモンを川から引き上げるのですが、それが病気をこじらせることになり、サイモンは死んでしまいます。
     ジョーはこの事件をきっかけとしてラッセルを許容し、やがてジョーを心から愛するベンの養子として迎え入れられます。このようにして、サイモンは、親友のジョーが肉の父と和解し、本当の父を見出すために、またたくさんの小さないのちを救うために、そのような神のご計画のために用いられたのでした。彼の「それじゃあそろそろ行くよ」という最後の言葉には、神のご計画を果たし終えた者としての、意味のある人生を歩みぬいた者としての満足感が漂っていました。その後はジョーも、神のご計画を認めて幸いな人生を送るようになったのでした。(Wikiも参照)

     この映画は、神のご計画に生き抜く者の幸いを描いた映画、ということができます。神のご計画を認めるところには、どんなにその人が「小さな人」であったとしても生きる意味と目的があります。自分の惨めな失敗にさえ意味があります。
     しかし、言うに易し、行うに難し、です。サイモンが神のご計画を自分の失敗について持ち出してジョーとの仲が一時拗れたように、この苦しみの多い世の中にあって神のご計画を認め続けて生きることは決して容易なことではないのです。けれども至る所に神のご計画があると信じ、その信仰に生き抜くときに、やがて神のご計画のすばらしさを味わい知るようになるのです。
     この地上においては映画のようにうまくは行かないかも知れません。それは、よく言われることですが、ちょうど絨毯を裏側から見ているようなものだからです。裏から見れば模様は判然としませんが、表から見ればすべての糸が全部うまく織り込まれ、きれいな秩序ある一つの模様を織り成していることが分かります。それと同様に、地上では判然としなくても、天国に行ったときにすべてが「ああ、あのときのこのことは、このときのためだったのだ」とすべてを知って喜ぶことができるのです。

     しかし、冒頭の聖句を書いたパウロは言います。「神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは(今)知っています」と。物事一つ一つの意味は分からなかったとしても、神を愛する者たちは、神の愛によるひとりひとりに対する救いのご計画を、キリストの十字架と復活においてすでに知らされているからです。
     「どんな小さな者に対しても、こんな自分に対しても、神のご計画がある」と確信することのできる人生は、意味のある人生です。悔いの残らない人生です。失敗や過ちさえも、それに正直に向き合って痛みながらも、乗り越えて生きることのできる人生です。幸いな人生です。

     ところで、映画を観終わった子どもたちの感想は、「神さまってすばらしいね」でした。「サイモンくんかわいそうだね」で終わらないで良かったと思いました。
    category:映画 | by:Petroscomments(0) | -

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